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おかしい

 昼前に目を覚まし、疲れの抜けきっていない体を無理繰り起こして朝飯を食し、二時過ぎに部屋を出る。
 とりあえず向った先はアキバ (爆)
 しかし、今のアキバにボクが求めるものはなく……いや、正しくは求めるには懐が寂しすぎるというのが実情か (はぅ
 早い段階でアキバを後にして神田明神を経由して JFAハウスにちょっとだけ顔を出し、さらにその足で今日の最大の目的地である東京ドームへ。

~ DEPARTURE2004 / プロレスリング・ノア ~

 ノア初のドーム大会に行ってきました。
 東京ドームも半年振りですかもしかして (^_^;;;
 出だし思ったよりも客入りが悪くて、そんなに魅力のない大会かな? と首を傾げてみたんだけど、杞憂でした大丈夫でしたファイナルの頃には満員 58000人もドームに詰め込まれていました。
第一試合
○ 百田 vs 永源 ×

 ノアのドーム大会の第一試合は超ベテランによるシングルマッチから。
 なんか聞くところによると、この二人のシングル戦って実はあまり多くなかったらしい。
 ドーム向けの闘い方だったのか、永源さんのジャイアントスイングが驚愕の 20回転。武道館でも 10回転が精々だし、普段なら回せないのに (笑)
 でも、ノア初体験の人にも楽しさの伝わる良い試合だったと思います。
 やっぱり、ここに一人足りないよなと思ってしまうボクがいました。

第二試合
多聞、○泉田、菊池 vs 雅央、輝鎮×、青柳

 なんか印象に全然残ってないや。
 ヘルスクラブが三人揃っていながら敵味方に分かれていたという事くらいか (おぃ
 多聞がドームのこんなところで試合してるよ。

第三試合
鼓太郎、×マルビン vs モデスト、モーガン○

 噛みあってませんでした。
 ん~、スキンヘッドで強面のお兄さんズが、強引なまでの理に適ったパワー攻撃の前に、鼓太郎ちゃんもマルビンもつぶされちゃいましたって感じ。
 619の共演はものすごく綺麗だったんだけどね。
 モデスト、モーガンはタッグ戦線に名乗りを上げるつもりなのかな。

第四試合
×橋、彰俊 vs スコーピオ、スリンガー○

 ゴリ殺法も死神も降臨せず。
 スコーピオの華と、地味にスリンガーの巧さが綺麗にマッチングしちゃったらこうなりましたという試合。
 彰俊もここじゃないだろ、いるべきポジションは。

第五試合
田上、○佐野 vs 池田、モハメドヨネ×

 ヨネが一方的に捕まっていた事だけがやけに印象深いです。
 さすがに田上くらいの大きさになるとドーム映えします。
 あの、ほとんどジャックナイフかと思わせるようなハイアングルパワーボムは、説得力十分でした。
 ヨネの筋肉バスター、池田のイナズマーも見られたし、内容もそんなに悪くなかったと思うけど……未完のプリンスは未完のままなのかなぁ

第六試合 GHC Jr.ヘビー級タッグ選手権試合
○丸藤、KENTA vs 杉浦×、カシン

 試合の出来以前に、試合そのものができるのかという不安から始まる稀有な試合。
 それもこれも、つい先日、全日を解雇されたカシンなんだけど。
 ま、急増タッグチームという点を考慮すれば十分に最強王者組を苦しめたんじゃないかなと思います。
 久々にカシンワールドも堪能できたし。
 しかし、掟破りの逆不知火は不恰好でしたね (笑)
 元祖不知火の三連発は綺麗だったけど、さすがに。

第七試合 GHC Jr.ヘビー級選手権試合
× ライガー vs 金丸 ○

 二つの事を考えました。
 金丸って巧いんだけど、やっぱりどうしようもないくらいに華が欠けているよねということと。
 もう一つは、ライガーってこんなにプロレスへたくそだったっけ? って。
 結果は見てのとおり、久し振りにノアの元にベルトが返ってきました。

第八試合 IWGPタッグ選手権試合
○高山、みのる vs 森島×、力皇

 想像以上に想像通りの内容と結果にこれが totoならなぁと思ったとか思わなかったとか (苦笑)
 WILD2はみのるを捕まえた時に、再起不能になるまでぶん殴っておくくらいの事をしないと勝てないだろうなと。見事にみのるに逆の事(力皇スリーパーで失神)をされてやんの。
 最後は高山のエベレストジャーマン一発で森嶋をピン。

第九試合 GHCタッグ選手権試合
○三沢、小川 vs 武藤、ケア×

 多分、今日の大会でもっとも事前に注目を集めたカードだったと思う。
 三沢と武藤ってなぁ、十年前なら夢とゲームの世界でしか見られなかったカード。今だって、ノアと全日の関係を考えれば、よく全日側の旧体制派(って何?)が出してくれたよと思わないでもない。そんな事を危惧するくらい、実現が難しいと思われていたものが目の前で実現したのは、ちょっと感動的でした。
 でもまあ、試合内容はそれほどのものではなくて、凡戦ではないもののそれ以上でもないかなって感じ。
 小川にいつもの落ち着きが見られなかったことと、ケアが思っていた以上に成長していた事により、パワーバランスがねぇ
 ま、夢のファーストコンタクトでいきなりタイガードライバーとシャイニングウィザードを出し合っちゃうなんてのは、やっぱりお互いがお互いを意識していたんだろうね、ずっと。
 最後は、エメラルドフロージョンの連発でケアが沈んでました。

第十試合 GHCヘビー級選手権試合
○ 小橋 vs 秋山 ×

 この試合の感想を一言で表現するなら「おかしい」です。
 言葉にならなかったすよ、試合中は。
 もう「うおっ」とか、「うわぁ~」とか、そんなんばっか (笑)
 小橋のチョップ、秋山のエルボーの打ち合いに声を出し。小橋のエプロンから場外へのブレーンバスターに目を見張り。秋山のタラバガニに固唾を飲み。小橋のオレンジクラッシュに遠い目をし。秋山の場外へのショルダースルー(エクスプロイダー?)に声を失い。小橋のハーフネルソンスープレックスと秋山のエクスプロイダーの投げ合いに両の拳をギリギリと握りしめ。最後の豪腕ラリアット二連発からムーンサルトプレス、そしてバーニングハンマーが決まり、秋山がピンフォールされた時には涙してました。
 本当に、これはこの試合はなんだったんだろう。
 「おかしい」
 以外にこの試合を表現する語彙をボクは持ち合わせてません。
 でも、それで良いんだとさえ思ってます、言葉は要らないよアレは。
 明日のノア中継にこの試合は流されるのかな、みんな見ろよ、絶対に見ろよ、今年の年間ベストバウトになること間違いないから。

○ 総括 ×
 昨日今日と涙を流しすぎたかな。
 これじゃ、明日の分が残ってないかもだよ。
 残っていても、昨日今日の感動を越えるのは至難の業だよ (笑)
 ボクの後ろに座った二人組みはどうやら昭和のプロレスを知っている世代で、ボクの右に座った二人は '90年代以降の、ようは平成のプロレスしか見たことのない世代だったみたい。この二組がそれぞれ良く喋る、間に挟まれたようなポジション(席も年代も)のボクはどちらの会話も楽しく聞けたし、同時にどちらにもツッコミを入れたくなる事があってうずうず (笑)
 その二組も、ボクもこの大会を最後まで見て、ものすごく満足したという感想がそれぞれの口から洩れていた。つまり、プロレスを知っているものならば、どの世代が見ても満足できるレベルの高い大会だったという事なのだろう。
 さて、昨今の総合格闘技に毒されてしまった感のある人たちにこの大会は最高峰の純プロレスはどう映るのだろう。
 ボクはそれだけが知りたい。
 日テレは何故この模様を特番を組んででも流さないのか、勿体無い (-_-;;;
 試合の合間にラッシャー木村の引退が発表されました。
 ビデオの中で、これ以上治療を続ける事はファンの皆さん、そして会社に迷惑をかけることになるというような事を言ってました。つまり、引退試合もないんだなと……“金網の鬼”の最後が五分程度のビデオレターだけというのはあんまりにあんまりだなと (涙)

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コメント

ご無沙汰しております。シンセイです。
オイラも何気にドームに行っておりました。
ただし、仕事後に駆けつけたので
田上の試合からしか見れませんでしたが・・・。

試合の感想としては、ほぼ同じような感じです。
丸藤とカシンが不思議と噛み合っていたのが印象的でした。
丸藤はカシンとのタッグを希望だとかw。
IWGPとGHCの両タッグの試合は・・・イマイチかな。
まあ、三沢と武藤が同じリングに立った時点で
この試合は意味があるのですが
それ以上に「このカードがメインではない」
という事の方が凄い事のような気も。

そして、メインは・・・
プロレスではなく「殺し合い」でしたねぇw。
あ、でも「受ける」という事がプロレスの美学だとしたら
やはり究極のプロレスなのかな・・・。
しかし、小橋には、誰だったら勝てると言うのでしょう?。

最後の1試合だけでも行った甲斐がありましたが
あれだけの純プロレスを見せておいて
次の日に杉浦のPRIDE参戦(vsジャイアント・シルバ)を
発表できるNOAHって・・・。

投稿: シンセイ | 2004.07.11 22:23

 ご無沙汰してます。
 ノアのドーム大会は総じて良かったですね。

 丸藤とカシンのタッグが実現するならば、丸藤には是非カバーマスクをつけたままで試合に出てもらいたいかな (笑)
 目下のところフリーランスですし、このままノアに参戦し続けるようなことになれば、それも夢ではないかもしれないですね。ボク的にはタッグよりも、シングルを見てみたい気がしますが。

 三沢と武藤の絡みは、過去の三沢と蝶野という例があったので、過度の期待をしないでいたのが逆に良かったかなとボクは思ってます。
 なんていうか、いい夢を見させてもらいましたって感じ。
 後に繋がるかも、という新たな夢も見させてくれましたし。

 小橋と秋山については日記にも書きましたが、今もって「おかしい」としか表現できません。
 ノアはやっぱり全日系なんだなと再認識しました。
 今の小橋を止める事ができるレスラーは武藤かなと思います。
 なにせ膝を攻めさせたら右に出るものがいませんから (爆)
 それでも止められなかった場合は、もう小川、橋本を招聘するしかないかなぁ
 次は川田という向きが多いようですが、ボクは満を持して田上に出てきてもらいたいと切に願っております……

 杉浦はカシンとのパイプをここで使うつもりだったんじゃないかなと思わなくも無い今日この頃。

投稿: ミツルん | 2004.07.12 10:56

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